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新釈 走れメロス 他四篇 [本(文学)]


新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2009/10/15
  • メディア: 文庫



この人の本は少なからず読んでいるが、
こういうネタでしか書けないのだろうか。

青空文庫な名作をもとに、オリジナルの解釈をした作品。

京大生が愉快痛快に自堕落かつ有意義な時間を、独特の目線で過ごす。

といった内容に、マンネリを感じる。

しかし、この世界を描きたい気持ちもわかる。

私達の時代ですら、「日本のトップは京大」であって「東京へ逃げる」イメージがあった。
判で押したようなくくりの東大へは、校内でも面白くないタイプの人間が、
自由でおおらかな京大へは、いつ勉強しているのかわからないタイプの人間が進んでいった。
医学部へ行く連中も、理Ⅲでなく京大医学部を選んだ。

確かに私も「こっち系」の人間にくくられるんだろうと思うが、
生まれも育ちも東京で、ママとランチやレッスンにでかけるような
女子大生にも憧れた。

ゆえに、たとえ愉快痛快でも
この人がこのネタで書く限りは、生々しくねっとりとした感情が蘇る。

by345
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手紙 [本(文学)]


手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫



ぐっとくるポイントはたくさんある。
殺人犯の兄を持ったことによって、
弟が苦悶しつつも人生を歩んでいく。

「泣かされよう」と素直に思えば、泣ける。

ドキュメンタリーでなく、これぞ「小説」という巧さもあり。

いまや、『手紙』という単語はそれだけで物悲しい雰囲気漂う言葉になった気がする。
その内容が陰であれ、陽であれ。

書く人、読む人それぞれが
その手紙だけのための時間を費やすということが、重い。

by345



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Sex and the City season1-6 [DVD(テレビドラマ)]


Sex and the City Season1 プティスリム [DVD]

Sex and the City Season1 プティスリム [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD



↑はseason1ですが、すべて購入し一気に見ました。

実は、半年前なら「読めない本(DVD)」カテゴリーに入れてもよいくらいの
「何度チャレンジしてもはまれない」作品だったひとつ。

このドラマは、ひとつでも何かシンクロするものが無いと
うまくはまれないのかもしれません。

わたしの場合は、恋愛・・・じゃなくてNYならぬTOKYOへの愛情か。

わかる、わかるとうなずいたのは
4人が抱くNYへのLOVEが強く現れる部分。

再度MOVIEも見直してみましたが、
やはり全部見ていないと把握できない詳細や小ネタが
たくさんありました。

by345
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グラスホッパー [本(文学)]


グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 文庫



小説嫌いのくせに、最近小説を読み出した。
しかし、最後の方で自分をばっさり裏切ってくれるような展開を
期待しすぎているせいか
なかなか素直に面白かったと思えるものにあたらない。

3人の殺し屋と、主人公の話。
点在する4人が、うまく結びついていくことはわかる。

読後、「え?、で?」

決して面白くないわけではない(多分)けれど、
何、これ・・・という印象の結末。

by345


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水滸伝 三 ~ 六 [本(時代・歴史小説)]


水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)

水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)

  • 作者: 北方 謙三
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/12/15
  • メディア: 文庫



毎晩寝不足。

まだまだ先は長い・・・。

キャラクターが増えすぎて、かつ名前が読みづらくて、
誰がどこにいるのか混乱してきて、
なおかつ、それぞれのキャラクターが成長し始めて、
凄まじく、カッコいい。

意外にも、せっかく立ったキャラがあっさり死んでいったりして・・・。
その度に切なくなる。

グッと来た名言。
『志は、難しい言葉の中にあるのではない。 おまえのやることの中にある。』

既に13巻までは古本屋で購入済み。
早く帰りたい日々、寝不足な日々が続く・・・。
posted by dg23 at コメント(0)  トラックバック(0) 
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秘密 [本(文学)]


秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 文庫



作家のイメージから、謎解き系ミステリーだと思って読んでいたら違った!

事故に合い、肉体的に死んでしまった嫁の心が
同時に肉体的には生き延びた娘に入ってしまうという
ありがちな設定だけど、展開は違う。

帯には「愛する人を二度奪っていく」とありましたが、
何度も奪われていった印象。

しかし、わたしはこれをハッピーエンドだととらえましたがいかに。

そしてやはり伏線回収が非常に巧みです。

by345
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宿命 [本(文学)]


宿命 (講談社文庫)

宿命 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 文庫



「脳ブーム」の今でない頃なら、
もう少し興味深く読めたかもしれない。

書かれたその時代に読むのがよかったと思う。

最後のあたりでは「来るぞ、来るぞ」と思って読んでしまうし、
思っていると確かにうまーく伏線が回収されていくし。

by345
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ピアニストという蛮族がいる [本(エッセー・随筆)]


ピアニストという蛮族がいる (中公文庫)

ピアニストという蛮族がいる (中公文庫)

  • 作者: 中村 紘子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: 文庫



興味のない人々からすれば、
手に取りにくい本ではあると思うが(それ言ったらなんだってそうか)
本当に本当に名著。

面白すぎて困る。

ホロヴィッツ、ラフマニノフ、パデレフスキー、久野久からミケランジェリにいたるまで
小説のごときエッセイが並ぶ。

事実は小説より~と言うが、まさに。

こういう本があるから、小説が読めなくなってしまうのだという
言い訳にも使える。
文が上手すぎるかも、ということについては触れずにおこう。

「気難しい」「変わっている」「不思議系だ」と一蹴されてしまうような人々を
すみずみまで面白くかつ真剣に捉えられる紘子先生は
やっぱりすごいと思う。

テレビでお話しなさっているネタもたくさんあったが、
話すときとはまた異なる次元にいるかのごとき感覚。

by345
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料理王国 [本(暮らし・健康・子育て)]


料理王国―春夏秋冬 (中公文庫)

料理王国―春夏秋冬 (中公文庫)

  • 作者: 北大路 魯山人
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2010/01/25
  • メディア: 文庫



「暮らし・健康・子育て」に分類するのは気が引ける。

料理に限らず、その哲学は一般化に値すると思う。

北大路魯山人というと特殊な、孤高の、
ひねくれた食通のイメージがある人も多いと思うが
内容はそうではない。

料理の心から、魚、各国料理、調味料、季節、珍味にいたるまで真正面。
ふむふむ、そうなのですね、という納得が楽しくできる一冊。

押し付けのようなものも感じません。
特に、『狂言』は非常に面白い。
文庫で読めるようになったので、ぜひ。

by345
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笑う科学 イグ・ノーベル賞 [本(科学・テクノロジー)]


笑う科学 イグ・ノーベル賞 (PHPサイエンス・ワールド新書)

笑う科学 イグ・ノーベル賞 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 作者: 志村 幸雄
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/10/21
  • メディア: 新書



イグ・ノーベル賞。
役に立つかどうかは置いておいて、
人を笑わせ、そして考えさせる研究・発見に対して与えられるようになった賞。

落下するバタートーストの力学的分析、
バニラの芳香成分を馬糞から抽出、などなど
バウリンガルなどは有名か。

最も分かりやすい例はカラオケ。

どんな類の研究も(企業研究を除いて)、
「何の役に立つの?」と聞かれる科学者は多いだろう。

例えばわたしは(科学者でも何でもないけれど)、
その模範解答を用意はしていない。
時間とその気分があれば話すことはあるが、たいていの場合は無い。

とにかくこういうものを、真剣に楽しく追求する人々(あるいは対象)があることを
かいつまんで教えてくれる良書。

by345


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