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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [本(ビジネス・経済・キャリア)]






カテゴリー的にはどこに属すのか迷うけど、ドラッカーということをメインにビジネス書に。

電車の中でカバーもかけずに読んでいたら、同僚から
「さすがにその本は、カバー掛けて読まないとマズくないですか?」と。

やはり色んな意味で、斬新&話題なんだね。

内容はというと、
タイトル通り、高校野球のマネージャーがドラッカーを読んでチームを再生&強化するというもの。
確かに、ヒントとなるドラッガーの言葉は時に含蓄あって意味深い。
でもって、なるほどそういう風に解釈するかと中々面白い。

が・・・
甲子園を目指すスポ根モノとしては野球の場面が弱すぎ、
学園ドラマとしてはキャラに起こる事件が軽すぎ、
青春小説としては軸となるサブストーリー薄すぎる。

ようするにドラッカーの超簡易版としての位置づけと割り切って読まないと、
内容的にはキツイかも。

まぁ、ビジネス書の超入門としてお勧め。

by dg23
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ソロモンの犬 [本(エンターテイメント)]


ソロモンの犬 (文春文庫)

ソロモンの犬 (文春文庫)




WIKIでこの作者を調べると、
錚々たる受賞歴・候補歴。
年齢からみても、最近の露出を見ても今後何年間も時代の中心的な作家なんだろうな
と思ったり。

でもでも、この作品はなんかイマイチ。
と思ったら、何の受賞も候補でもなかった。

最後の話の壊れ方も、事件の経緯も真相もムリがあるというか、腑に落ちない。

この作者の作品を一気読みしてしまうのは
前半から中盤にかけての展開の良さと
終盤に騙される怖いもの見たさ。

この作品も青春時代の空気と、独特のキャラ達で
終盤までがっつりハマっただけに、
その落差で最後に「何だそれ…。必要か…?。」と思ってしまった。

ハマってしまったことに悔しさを感じつつ、
また次の作品に期待してしまう。

by dg23

そうそう、「これ、いらなくない???」な展開がちらほら。
特に後半。

クドカン的ドラマにしたら面白そうだけど、
それだけ無意味に感じるところが多いかなあ。

by345
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ラットマン [本(エンターテイメント)]


ラットマン

ラットマン




道尾秀介に、はまりつつある。
それをなんか認めたく無かったりもする。

数冊、この作者を読んで、
展開は軽快で、どんどん話が展開し、登場人物も魅力的な人が多い、
で終盤に向けてちゃんと盛り上がり・・・・グシャーンとぶっ壊すというイメージ
ぶっ壊され方が許せるものもあれば、それはないだろ?的なものもあったけど、
この作品も、結構好き。

30歳を前にした男三人と女二人のバンド仲間とそれに関わる数人の話。
で、事故みたいな密室殺人が起きて、犯人は関係者の中にしかいない。
と簡単に書くとありがちなミステリーのように見えて、トリックなどは特に重要ではなく、
作者得意の叙述で二転三転。「ラットマン」とはまさにピッタリ。

人はこんなに冷静でいられるのかという非現実感はあるものの、
最後のオチもきれいでスッと落ち着く感じ。

道尾秀介を誰かに勧めるとしたら、
この「ラットマン」と「シャドウ」かな。
いまのところ。

by dg23

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笑う招き猫 [本(エンターテイメント)]


笑う招き猫 (集英社文庫)

笑う招き猫 (集英社文庫)




2003年の小説すばる新人賞とのこと。
最近、この賞の作品を見つけるととりあえず読んでみる。
芥川賞みたいに文学文学してなくて、直木賞や吉川英治賞
ほど一気読みするほどどっぷりはまらないけど、
読後感も、涼しげなハッピーエンドでサラッと読める。

この作品。
漫才コンビを目指す二人の女性の友情やらをメインに、
爆発的な成り上がりモノでもなく、芸能界の裏側をグロく描くわけでもなく、
ありがちかもしれない日常を描いていく。

漫才コンビという特殊な職業を扱うものの、
普通にいそうな登場人物と、普通にありそうな葛藤などなど。
努力と才能、慎重さと開き直り、年齢と未来、誰でも悩むことに悩む。

目新しさはないけど、ホッとする一冊。
通勤途中にお勧め。

by dg23



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極楽カンパニー [本(エンターテイメント)]


極楽カンパニー (集英社文庫)

極楽カンパニー (集英社文庫)




どっかで紹介されていたような・・・。
でも、作者の名前もちょっと初めて聞くような…。
気軽に読めそうだなとジャケ買い。

定年退職者が集まり、仮想会社の中で生きがいを取り戻し、
そこに現役世代がなんやかんやとまとわりつく話。
ついでに「家族って素敵やん」的な風味も。

子供のころ親父はやたらと忙しかった記憶がある。
もちろん週休1日で、毎晩帰り遅くて、家族旅行しても電話ばかりしてたこともあった。
まさに高度成長期のサラリーマン戦士だったんだなと今思う。

そして、今。
そんな人々を定年として引退して貰うのはもったいないと本当に思う。
もちろん若い人を育てるのも大切だけれども、
今の60歳って普通に40代と変わらないバイタリティをもつ人も多いんじゃないかとも思う。

定年した60代の活躍の場を作る事業は確実に出てくると思う。
というかもうあるのかもしれない。

今の若い世代が恵まれているのか、やっぱりあの頃は良かったのか。
ちょっと仕事について考える一冊。

by dg23
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孤宿の人 [本(文学)]


孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)

孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)




孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)

孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/11/28
  • メディア: 文庫



時代小説、ほんっとうに食わず嫌いでした。

いや、実際に普通の小説に比べて「言い回し」や単語への不慣れさから
読むのには時間がかかりましたし、
読み飛ばしてしまった箇所も多いのですが、面白かった。

ストーリー自体は、「ありえへん」ことが満載ではありますが
時代、人物設定からして素直に描写がうまいし
淡々と気取りのない文章でこうした世界を描ける技術がすごい。

ふたりの女の子のどちらかに、どっぷりと思い入れをもって
読み進めるのがおすすめ。

by345
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