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十面埋伏 [本(エンターテイメント)]


十面埋伏〈上〉

十面埋伏〈上〉

  • 作者: 張 平
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本



十面埋伏〈下〉

十面埋伏〈下〉

  • 作者: 張 平
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本



中国の作品。
名だたる文学賞を総なめした作品だとか。

死刑判決を受けて服役中の受刑者が何故か15年の刑に減刑され、
さらに様々な理由をつけてもうすぐ出所にまでこぎつけそうになっている。
たまたま、この受刑者を担当した所員が、受刑者の口にする様々な事件と
他の刑務所所員の異常な振る舞いに、大きな犯罪の匂いを嗅ぎつける。
そして疑心暗鬼の中、頼れる仲間を見出し、見えない大きな敵に立ち向かう。

というお話。

すごくテンポも良く、信じられるのは誰だ?的なスリリングな展開ではある。
が、いかんせ中国名の登場人物の名前が覚えにくい。
何波(フーボー)くらいならまだしも、羅維民(ルォなんちゃら)なんて最初から最後まで、覚えられず。
ついでに、中国の役人の役職にも馴染みがないため、誰が偉くて、誰がどんな権力を
持っているのか分かりづらいことこの上ない。

よって長いお話で、面白いのに、読みに勢いが出ない。
誰がどっちで、こっちが誰でみたいに読み返しながらの読書は疲れる。

とても面白い作品なのだから、色んな人に読んで貰うのにもう少し分かりやすい書き方が
あれば良いのにと思ったり。

でも中国のお勉強と思って、もう少し違う作品も読んでみたいとも思う。

by dg23
タグ:★★★★☆
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阪急電車 [本(エンターテイメント)]


阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫



話題の有川浩作品。
以前、同作者の『図書館戦争』を手に取り、
どうしても読む気が起きなくてページをめくる前に挫折。

この作品も、映画の宣伝を見る限り、「う~ん恋愛モノか~…」な感じだったけれども、
貸してくれる人がいたので、帰りの電車で読み始めてみた。

まさか、こんなに面白いとは…。
恋愛小説を読み返すことがあろうとは…。


図書館で気になっていた女性と電車で隣合い、恋が始まる若い二人。
婚約中に同僚に彼氏を取られた相当な美人。
ダメな彼氏との付き合いに悩む女子大生。
田舎から出てきた初々しい二人の初めてのお付き合い。
ちょっと年の離れたおバカな彼氏をもつ女子高生。

そんな、ありがちな?なさそうな?恋愛が、可愛い孫と優しく厳しいおばあちゃんを中心に、
阪急電車の中で少しづつ接点をもちながらすれ違い、明るい未来へと歩き出す。

というお話。

「討ち入りは果たせたの?」
「くだらない男ね。やめときなさい。」
「孫には常識を教育しております。」
というカッコいいセリフを連発するおばあちゃんを筆頭に、
それぞれのキャラが素敵だ。

素直に自分の恋愛を振り返れる女性しかり、ちょっとの勇気を振り絞る男の子も
キャラのお友達も、大魔神のお兄ちゃんも。
(大魔神のお兄ちゃんの件が好きで、読み返したりして)

分かりやすいヒール(ちゃっかり女、DV男、騒ぐおばちゃん達)のお陰なのかもしれない。

久々に映画も見てみたいと思える作品。
おススメ。

by dg23


タグ:★★★★★
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マボロシの鳥 [本(文学)]


マボロシの鳥

マボロシの鳥

  • 作者: 太田 光
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/10/29
  • メディア: 単行本



三島や太宰のような作品を書きたかったのでしょう。

しかし、骨が無い、肉が無い。

小説然としているだけで小説でなく、
所々に筆者自身が出てきてしまうのがイタい。

あるのは皮ばかり。

ネタ帳にでもさんざん書き溜めたフレーズを、
ざざざっと放出しただけ感が否めない。

by345

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